こんにちは、ギター、シンガーソングライター、DAW/DTM コース講師の谷本です。
8月27日に行われたサマーコンサートには多くの方においでいただきました。ありがとうございました。
今後もまたコンサートを企画したいと思います。よろしくお願いします。
今回は、少しマニアックな話になりますが、サマーコンサートで使用した楽器&機材を紹介したいと思います。
楽器や機材の紹介やレビューは、バンドマンやミュージシャンのブログの定番ネタですから、こちらでもときどき書いていこうと思いますので、よろしくお願いします。
Cole Clark CCFL2EC-BB-G
まず紹介するのは、Cole Clark CCFL2EC-BB-Gです。
このギターは、今回のコンサートのメインギター的存在でした。
エレクトリック・アコースティックギター(エレアコ)といわれるタイプのギターです。アコースティックギターの音をより大音量で鳴らすためにケーブルを使ってアンプから音を出せるようにしたギターです。
コールクラークというオーストラリアのブランドのFat Lady(ファットレディー)というギターで、オーストラリア固有の木をふんだんに使っていることが特徴です。
材は、トップにブンヤ、サイド&バックにタスマニアンブラックウッド、クィーンズランドメイプルネック、ローズウッド指板という構成です。
ピックアップシステムはアンダーサドルピエゾ、コンタクトピエゾ、コンデンサーマイクの3ウェイに3-band EQという構成です。
生音に関しては、音量が控えめであまり鳴らないギターという印象は否めません。トップ材が一般的なギターより厚いのでそれが一因かもしれません。
音質は乾いた少し硬い音で、バランが良くデッドポイントがないことが特徴です。
ピックアップから出力される音は、マイクで収音したかのように素晴らしい音です。コールクラークを選んだ理由はこれに尽きます。ピックアップのブレンド具合でアタックを際立たせたり、ボディ鳴りに焦点を当てたりできます。しかもハウリングに強いです。ただあまりコンデンサーマイクを足し過ぎると輪郭がボヤけるので注意が必要です。
ライブには勿論、ちょっとしたデモならマイクを立てずにこれでアコギ録りを済ませてしまっていいクォリティです。レコーディングでもエフェクティブなサウンドを狙う場合には役に立ちそうなギターです。
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